デッキプレートとは?東京都のデッキプレート工事施工業者について

デッキプレートとは、亜鉛メッキを施した波形の鋼板を指す単語です。板は薄く伸びており、鉄骨造の型枠を兼ねた床材として使用されます。建物を支える役割を持つ構造材ですが、場合によっては屋根にも用いられます。荷重に対する強度を増やすのに有効的であるため、高層建築物にはデッキプレートが必須と称しても過言ではありません。また、デッキプレートを使用してコンクリートの床を作る下地を敷き詰めていく作業をデッキプレート工事と言います。

令和2年に実施された国勢調査人口等基本集計によれば、東京都の総世帯数が7227180世帯であるという結果が出ています。今後も世帯数は増加すると推測されており、ますます人口集中が加速すると考えられます。そんな人口密集地である東京に集中する高層ビルやタワーマンションは、デッキプレート工事を経由して建設されています。木造・鉄筋コンクリート造に関しては漠然とした知識を有していても、デッキプレートの詳細を全く知らない方は多いのではないでしょうか。

デッキプレートとは?

デッキプレート工事の作業内容について
建物の骨組みが完成次第、建築会社はデッキプレート工事の施工に移ります。最初は建物の土台部分にデッキプレートを敷き詰め、その上にワイヤーメッシュ(溶接金網)を設置します。ワイヤーメッシュはコンクリートのひび割れを防止する役目があり、設置を終えればすぐに溶接作業がおこなわれます。後は並べて敷き詰めたデッキプレートの上にコンクリートを流し込み、乾燥させれば床の完成です。デッキプレート工事はこのように少人数でも対応できる作業内容のため、低コストで施工可能な点が魅力と言えるでしょう。

東京都を拠点とするデッキプレート工事業者

東京都を拠点にデッキプレート工事をおこなう会社としては『株式会社古賀興業』や『株式会社アイ・イー・シー』、『株式会社貴大』などが挙げられます。他にも東京都の建築金物工事・企業は190社以上営業していますが、前述した会社のなかでもベルテックは公式ホームページ上で施工実績(作業風景・工事経歴ほか)を記載しており、デッキプレート工事の様子を確認することができます。ただし、建物の規模によって施工費用は大きく変動するため注意してください。