これって歯周病?鹿児島市で受けられる便利な歯周病検診について解説

鹿児島市では、地域の特色を活かした便利な歯周病検診を受けることができます。市内は公共交通機関が発達し、中心部から各地へのアクセスが良好。各住宅地から市街地へも車で1時間以内という距離感が魅力です。歯周病は初期段階では気づきにくい病気ですが、進行すると歯を失うリスクが高まります。今回は健康な口腔環境を保つために、検診を活用して早期発見・予防が重要な歯周病への取り組みについて解説しましょう。

鹿児島市で受けられる歯周病検診

鹿児島市では、20歳から70歳の節目年齢の方を対象に歯周病検診を実施しています。対象者には「いきいき受診券」と案内が送付され、年度内(4月1日~3月31日)に指定医療機関で検診が受けられます。検査では歯科検診や歯周ポケット診査が行われ、初期の歯周病も発見可能です。料金は500円と手頃で、健康な歯を守る第一歩としておすすめです。このような取り組みを利用することで安価に歯周病の発見、治療につなげられるようになります。まずは気軽に利用してみましょう。きっと満足の行く結果が得られるはずです。

歯周病はどのように悪化していくの?

歯周病は、歯肉炎から始まり、進行するごとに歯を支える組織が破壊されます。健康な状態では歯と歯ぐきの間に1~2mmの隙間しかありませんが、歯垢が蓄積すると歯ぐきが炎症を起こし、隙間が広がります(歯肉炎)。その後、歯周病菌が歯槽骨に侵入し、軽度から中等度の歯周炎へ進行。歯槽骨がさらに破壊されると重度の歯周炎(歯槽膿漏)になり、最終的には歯がぐらつき、抜け落ちる危険性があります。このように悪化する過程を経て歯を失ってしまうのです。

歯周病の気になる症状について

歯周病の初期症状には、歯ぐきの赤みや腫れ、出血、口臭などがあります。これらを放置すると進行が進み、歯槽骨が溶け始め、歯が揺れるようになります。重症化すると、歯を支える骨が失われ、最終的に歯が抜けてしまう可能性があります。歯を失うと噛む力が弱まり、食べられる物が限られるだけでなく、栄養状態や生活の質にも悪影響を及ぼします。早期発見と治療が大切なので注意するようにしましょう。