ケーブル加工とは?

そもそもケーブルとは?

ケーブルとは導体に絶縁を施し、さらに保護外被覆(シース)を施した電線のことです。電線と比べると、作りは少し複雑な物。電線は導体に絶縁を施しただけの、シンプルなものになっています。
ケーブルは電気はもとより、光やデータを通信する時にも使用します。身近な例を上げれば、インターネットでしょう。インターネットはケーブルを使いデータを受信し、パソコンやスマホに反映させています。ケーブルテレビも似たようなもので、放送データを受信しケーブルを伝って、テレビに映し出しています。

ケーブルを加工して初めて使えるものになる

ただインターネットもテレビでも、ケーブル「だけ」あれば良いという話ではございません。サーバーや受信設備も必要になるものの、述べているのは「必要設備」ではございません。ケーブル単体では何もついておらず、シースと絶縁体と導線だけのもの。当然ですが、ネットやテレビに使うこともできません。実用化するには、ケーブル加工を施す必要がございます。
ケーブル加工は、基本的に手作業。細かい作業が必要になるため、機械を使った加工となると厳しいものがあるからです。栃木のケーブル加工業者では専用の機械を使っている所もありますが、最終的には人の手に渡るのが定石となっています。

ケーブル加工の品質は?

人の手でケーブル加工が施されているとなると、心配になるのが品質でしょう。業者にもよりけりですが、多くは検査を徹底して品質を管理しております。検査用の機器を導入する所や、オリジナルのチェックシートを用いての管理をしている業者も。
万が一欠陥品が見つかったら上の者に報告した後、市場に出ないように管理をおこないます。

ケーブル加工にかかるお値段は?

ケーブル加工にかかる値段は、ロット数や種類、加工方法によって大きく変わります。正直なところ、一概には言い切れないのです。確実な値段を把握したいのなら、具体的な希望を業者に伝えた上で見積もりを出してもらうしかないでしょう。
見積もりを出してもらう場合、値段だけをチェックするのではなく製品や仕様も厳しくチェックして下さい。