愛媛県松山市の薬剤師事情

薬剤師は医薬品について詳しい知識を持つ、いわば「薬の専門家」です。
就業先としては病院や調剤薬局、ドラックストアで働く方が多いでしょう。
処方箋を確認して調剤することもあるので、几帳面な性格が求められます。
また薬の飲み方を説明したり健康相談に乗ることもあるので、コミュニュケーション能力も大切です。

都心部は薬剤師の激戦区へ

薬剤師は「仕事に困らない」という声があるのに対して、「すでに飽和状態」という意見もあります。
国家資格を取得するまで6年間も費やしていますから、就職先が無いとなれば困りものですよね。
結論から言って、薬剤師の需要には地域差があります。
ここ数年で薬剤師数が増加しており、東京や大阪、福岡など都心部では過剰となっています。
一方、もともと人材が少ない地方では相変わらず人手不足が続いているのです。
これから薬剤師になりたい人は、需要が多い地方を検討すると求人の幅が広がります。

薬剤師が不足する愛媛県

愛媛県は薬剤師数が慢性的に足りていません。
四国の中で見ても、他の3県は人口10万人に対する薬剤師数が平均より上回っているのに対して、愛媛だけは不足しているのです。
そのため他の県と比べて、好条件な求人を見つけやすいでしょう。
なかでも松山市は県庁所在地のためまちが栄えており、移住を検討している方にとって住みやすい地域です。
薬剤師にとって松山市はおすすめです。

検討しよう!コストパフォーマンスが優秀な松山市

四国4県の住民に聞いた住みやすい街ランキングで、松山市はナンバーワンとなっています。
メリットとしては田舎でありながら交通の便が良く、商業施設が多いことがあげられます。
また愛媛は家賃相場が日本一低い県なので、松山市も安く部屋を借りることが出来ます。
家賃は生活費の大部分を占めているので、そこを抑えることが豊かに暮らすポイントです。
市内に良い求人が見つからなければ、薬剤師がより不足している隣町、伊予市や砥部町に通勤するのも手ですね。
松山大学には薬学部があるので、これから薬剤師になりたい方も定住しやすい土地といえます。