「世界一美しい食べ方のマナー」を読んだ感想

付き合っている彼氏と同棲しようという話が出始めたころに彼氏の実家への挨拶の準備として買った本です。

マナーを学んだことも無かったので挨拶の時に魚料理やナイフを使う料理が出てきたらどうしよう、と焦っていた矢先見つけたのがこの本でした。

内容と感想を紹介していきます。

前半は実践しやすい食事七則

一番最初に紹介される全ての食事に通じる食事七則が一番参考になりました。

この本に書いてある全てのマナーを実践しようとなると食事を楽しむこととの両立が難しいと思います。

この七則さえ自然に実践できるようになればかなり気品が出てくるような気がします。

自然にできるようになるまではやっぱり緊張はしてしまいそうですけど。

一番気になったのは「指先フォーカスの法則」で、指先に心の表情が現れるので力まずリラックスしましょうというもの。

たしかに色んな恋愛コラムで美人は指先の所作から違う、というような内容を見るけど食事でも同じなのかと納得しました。

後半は料理ごとのマナー紹介

私は食事マナーに興味があったと言うよりマナーがなってないと思われたら嫌だというネガティブな理由からこの本を読み始めたので、正直食事ごとの知識を頭に入れるほど意欲がありませんでした。

一気に読んで頭に入れると言うよりは辞書的な使い方が合っていると思います。

結局のところ読んだ後に実践をしないと所作は磨かれないので、普段家での食事でナイフを使わない私はいざという時緊張してしまいそうですが、知識があるとないでは心の余裕が違いそう。

本に書いてあることを実践してみた

やっぱり最初は料理の味どころじゃなくなってしまいました。

顔を上げて食べるのがかなり難しいです。

あごにソース付きまくりでした。

一口分を計算するのも難しかったです。

というか口に運ぶまでに時間がかかりすぎるし、元々食べるのも遅いのでさらに時間がかかりました。

世界一美しい食べ方への道のりは遠そうです。

まとめ

基本的な原則から食事ごとの細かな知識まで網羅されているマナーを勉強し始めたいと思っている人にはぴったりの一冊だと思います。

当たり前かもしれませんがこの本を買って読んだだけではマナーは磨かれません。

実践あるのみと言ってしまえばそれまでですが、知識があるとないとでは大違いだと思います。

私のように食事マナーの知識が無い初心者の方であれば十分満足できる内容だと思います。

興味のある方はこの本を読んで一緒に食事マナーを磨いていきましょう。