実際におこなわれているユニークな防災活動

まさかの脱出ゲーム!?

大阪の小学校でおこなわれたのは、脱出ゲームでした。脱出ゲームの内容は、防災アトラクション。ゲームプレーヤーは仲間と共に情報を集めて、問題を解決。脱出するための鍵を見つけるというものです。
一見するとただの「お遊び」ですが、行政指導の元で実際におこなわれた防災活動です。防災活動は重要なものですが、嫌々やっていては意味がありません。だからこそ「脱出ゲーム」という形を取り、防災へと繋げたのでした。

火事の時はアライグマに

次は静岡の事例。静岡の場合は動物に例えて、防災活動に取り組んでいました。例えば火事に巻き込まれたとします。本来の防災活動であれば「煙を吸ってしまうと死んでしまうから、口を抑えましょう」と指示が出てくるでしょう。
しかし万が一の時の場合、冷静に口を抑えられる人はいません。そこで生み出されたのが動物。「火事の時は口を抑えてアライグマのポーズ!」と先生が言うと、生徒達はアライグマのポーズへ。万が一に火事に巻き込まれても、アライグマのポーズが体に染み付いていたら、助かる可能性はかなり高くなるでしょう。

主役は子供達

福井の場合は、子供達が主体となって防災活動がおこなわれています。万が一の時に頼れるのは、大人であるのは言うに及びません。しかし、子供だけでも出来ることはあります。「自分で考えて動き、自分の命を守る」という行為に、大人も子供も関係ありません。
そこで防災による知識を蓄えて、万が一の時にも動けるように訓練する活動をおこなっているのが、福井の防災活動です。

おもしろ防災グッズ

最後におすすめしたいのが、おもしろ防災グッズ。防災グッズの定番と言えるのが、ヘルメットでしょう。しかしヘルメットは余程のことがない限り使用することはなく、スペースも取られてしまいます。
そこで生み出されたのが、折り畳めるヘルメット。折りたたむとコンパクトなヘルメットになるので、スペースは取りません。さらに収納バッグとヘルメットが合体したようなグッズも、登場。文字だけでは意味がわからないと思いますが、ある意味最強の防災グッズと言えるでしょう。