加古川市の児童発達支援センターの特徴とは?

加古川市は兵庫県南部に位置し、神戸市のベッドタウンとして発展し続けてきました。市街地を離れると豊かな自然が広がり、のびのびと子育てできる環境が人気です。市ではすべての子どもが安心して暮らせるよう、発達支援にも積極的に取り組んでいます。
今回は、その取り組みのひとつである児童発達支援センターについて紹介します。

児童発達支援センターとは?

児童発達支援センターとは、障がいのある未就学児(0〜6歳)を対象として療育を行う施設です。定期的に通いながら、日常生活や集団生活に向けたサポートを福祉・医療の面から受けることができます。また、保護者への支援や相談窓口としての機能もあわせ持っています。
利用にあたっては障がいの種類は問われず、通う頻度も一人ひとり違います。保育園や幼稚園と併用して通うこともできますよ。

加古川市の児童発達支援センターの特徴について

加古川市の児童発達支援センターは、病院や保健センター等の機関で療育の紹介を受けた人が対象です。利用時間は平日9時半〜14時までです。その中で個別支援を取り入れながら、保育士のほか医師や心理師、機能訓練士などの専門職が関わりながら支援を行っています。さらにクラスを身体グループと発達グループの2つに分け、より子どもたちの特性や環境にあわせた療育を展開できるよう工夫されています。
また、保育や支援を保護者と一緒に進めていくため、親子登園が可能なことも利用条件のひとつとなっているようです。利用者とスタッフがともに足並みを揃えていくには大切なことですね。

これからは児童発達支援センターの役割が注目される

児童発達支援センターは平成24年に新しくできた事業で、国が各市町村に対し1ヶ所以上の設置を求めています。今後は地域の療育の中心機関として、病院や学校、福祉施設等との連携が期待されているのです。療育を必要とする子どもやその家族にとっても、児童発達支援センターは心強い発達支援になるのではないでしょうか。