インターネット検索で歴史に入り込む

私は子供の頃からの歴史ファンですが、昔は本屋さんへ行って面白そうな本を買ったり、図書館で調べたりしました。

しかし知りたいことが全部書いてある本なんてなかった、それがインターネットでは検索するとバンバン出てくるようになってびっくり。

知りたいことがダイレクトにわかるという、この楽しさをみなさんにご紹介しますね。

史実はひとつではない

現在は大河ドラマ「麒麟が来る」の影響で、明智光秀について色々なところで取り上げられています。

新史料も発見されたりしていて、そもそも生年も出自もはっきりしない謎の多い人物の光秀が、なぜ本能寺の主君信長を急襲したかということも再評価されているようです。

そう、歴史上の人物も歴史上の事件も、起こったことは決まっているのですが、歴史学者が史料をもとに解説したり、その時代にあった評価がされてきているということで、その後、別の史料が発見されたり、時代が変わって人々の価値観が変わったりで、今まで悪者みたいに言われた人物が、それは理由があって行った悪人ではないと再評価されたりすることもあるのですね。

そういうわけで、昔本で読んだ時と違う印象で今現在取り上げられている人物も多いので、ネット検索してみると意外な発見が多く出てくるはず。

系図がわかりやすい

歴史上の人物に興味がある方は、その人物の家族や結婚相手など、いわゆる系図にも興味があるでしょう。

徳川15代将軍の系図とか、織田信長の子供たちとか、皇室や公家の系図とか、ヨーロッパ王室や貴族の系図まで、早世したり世に出なかった人の名前や生没年まで、調べれば詳しく載っています。

それに公家や大名の諱の難しい読み方なども、ちゃんとわかるからすごいです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E5%A5%B3%E7%8E%8B)#%E5%AD%90%E5%A5%B3をみると、現エリザベス女王と夫君フィリップ殿下の親戚関係もわかります。

系図マニア歓喜です。

まとめ

何気なくネット検索しただけで、昔は賄賂をとり放題の汚職の権化のように言われた江戸時代の老中の田沼意次が、当時は賄賂は当たり前だった、大正時代の学者が当時の風潮から悪人視したが、商業重視の政治を行ったことで再評価されているとか、徳川家光の長女千代姫は尾張徳川家に嫁いだ人ですが、母方から石田三成の血をひいているため、家康が曽祖父、三成が高祖父になるなど、女系も注目されて色々なことがわかるようになっていよいよ面白い。

大河ドラマとか海外ドラマから興味を持った方にも、ネット検索で歴史に入り込むと出られなくなるのでご注意、でもおすすめです。