「セサミオイル」で足のケア

「セサミオイル」で足の指まで行うマッサージケアと、常に乾燥させておくことを心がけ、通気性をよくすることが、足のニオイ対策に効果的でした。
効果を期待していたわけではないけれど、実際には堅実なフットケア、ニオイ対策ケアになったと思う。
今ではニオイなど気になっていないことが常の状態です。

元々、足のニオイが気になっていたわけではないが、「フットケア」ということで実践していた結果、ニオイ対策にもなっていると気づいた。
実は私は何でも「保湿」こそが肝心だという認識でいたため、朝から晩まで、それこそ真夏であっても靴下を欠かさず履くようにしていた。
それが逆効果であったことを知ったのは、本格的なフットケアをしたい、と思い出してからである。

勿論、年齢を重ねていくに従って「ニオイ」ということについても敏感になる。
ただ、それは体臭と同じで、食べ物の摂取の仕方や不潔にしておかない、という程度でいいと思っていて、足のニオイケアに対しても、前述したように保湿ケアをすべく、お風呂上がりにクリームを塗ってみたり、角質を削ったりが「ケア」しているのだと思い込んでいた。
それが一転、オイルマッサージに興味を持ったことから、実は足の裏は「乾燥」させていくのが大事であるという知識に辿り着いたのである。
今では家では素足で、夏のスリッパはタオル素材の親指が分かれるタイプの物を使用している。

また、私の場合は「アーユルヴェーダ」を自分のスタイルに替えて実践しているけれど、まず入浴前にセサミオイルで足の裏と指一本一本までマッサージしながらオイルをすり込み、その後でお風呂に浸かりながら更に体全体をマッサージする。
手にオイルがついているので、滑るようにマッサージができ、後は石けんで洗浄するのだけど、足裏は乾燥させることを意識して、ここでもしっかりと洗浄している。
この丁寧な「マッサージ」による血液循環を促す行為は、他の部分にも効果があると思う。
足のにおい対策において単独で考えず、他のどの部分も足と密接に関連しているということを意識することが大切だ。
また、セサミオイルは毒素排出や肌の再生を助ける効果もあるそうで、オイル自体も足の洗浄に向いているのかもしれない。

ところで、今まで自分は足裏や指一本一本の洗浄まできめ細かく洗っていなかったことにも気づいてしまった。
最近、このオイルマッサージを中断したことがあったけれど、その時また石けんでの丁寧な洗浄もしなくなり、夏場だけに、やはりちょっとにおいも気になってしまった。
結局は日々の洗浄及びマッサージによる血液循環を恒例化することや、通気性をよくし、蒸れさせないことが大事だと思っている。